どうも、ぎんのすけです。
タイムリーに更新できていませんが、今回は卒乳についてのお話です。
息子のぎんたさん、1歳11ヶ月で卒乳することができました。
「卒乳」や「断乳」ということを聞くとやっぱり苦労話というのをよく聞きます。
子どもが乳を欲しがって泣きまくるとか、機嫌が悪くなる、母のことを一時期嫌いになる…とか。
母としても、そんな姿を見るがの辛くなって、ついまたおっぱいをあげてしまう、なんてこともありますよね。
卒乳とは「子どもが自然におっぱいを欲しがらなくなるまであげる」
断乳とは「親が”もうおっぱいはあげないからね”という意志を持っておっぱいをやめさせる」
なので、子どもが納得しない時期の断乳は、親子共に辛い思いをしがちなのかもしれません。
世界的には、5歳頃まで乳を飲ませている国もあるようで、1歳くらいで断乳するのは日本くらい…ということがインターネットのサイトに載っていました。
どう思うかは、人それぞれ、育てる環境もあるので、どっちが良いということはないと思います。
我が家は、わたしの妊娠出産を機に、会社をやめざる得ない状況になり、わたしが専業主婦化していたので、「卒乳」という選択をしました。
まぁ、特に焦らんでも良いわ〜という気持ちでいました。
ぎんたさんを産んだ時、帝王切開で、傷の治りが遅かったこともあり、産後1ヶ月くらいは添い乳をしていたら、もうわたしが楽になっちゃって夜中も添い乳ばかりしていました。
1歳を過ぎたあたりから、昼間におっぱいを欲しがることがなくなり、その分お茶を飲んだり、お菓子をあげたりして。
わたしも外出時に授乳室を探したりする手間が省けたので、息子さんのこれに乗っかって、日中に乳を上げることをしなくなっていました。
(それでも文句も言われないし。この時点で卒乳とは違う気もするけど…)
でも、いわゆる夜中のだらだら飲み、甘え飲みがいつまでも続いている感じで、夜中に泣いた時は、おっぱいをハムハムさせれば泣き止んで寝ちゃう…の繰り返しです。
日中の授乳がなくなってからは、乳の生産も少なくなって、生理も再開し、おっぱいが張る事もなくなり、夜中の授乳は乳を飲んでいるというよりも、乳をくわえて安心しているという感じですね。
なので、1歳を過ぎても夜中はほぼ毎日2〜3時間置きにグズグズしちゃって、なかなかわたしも熟睡できない状態。
わたし以外では、寝る事もできない状態。
かといって、乳以外での寝かせ方も、夜中ぐずりの泣き止ませ方もわからないし、もうその場の流れに任せているだけというゆるい育児をしていました。
入眠時もおっぱいなしでは寝られなかったので、必ずおっぱいをあげていましたが、
2歳を前にして、寝る前に絵本を読むということをし始めました。
絵本はもともと生後半年ぐらいから読んでいたんですが、わたしが小さい頃に母が布団の中で読んでいてくれたのもあり「わたしも読んであげよう」という気持ちからでした。
そしたら、ある日突然、絵本を読んでいる時に寝てしまいました。
で、明け方(5時くらいかなぁ)に泣く事もなくもぞもぞ起きて、わたしは「あ、おっぱいか…」と思って、乳を出したら、
「えっ??」
「なにー?なにー??」
と、おっぱいを不思議そうに見ながらいった後に、ちょっとくわえてみて、すぐに離して…
「んふっ、んふふ…」
と謎の笑いをしていました。
わたしもなんのことかよくわからなかったので、「なに?飲まんの??どしたん??」と話しかけましたが、そのままクスクス笑いながら、布団に顔を埋めて寝ちゃいました。
「はっ?!寝るの??なに?なんなん??」
と、結果的にこれが最後の授乳?になりました。
わたしも、こんな反応をしたぎんたさんを見るのが初めてだったので、割とよく覚えています。
次の日からは、当たり前のように絵本を読んでいると寝てしまうようになり、夜中に起きる事もなくなりました。
断乳しようとしたわけじゃないので、卒乳…と思っていますが、いうなれば、「フェードアウト」だと思います。
ぎんたさんから「もうおっぱいいらない」宣言が出たわけではなく、日中の乳の出が悪くなってきたので「なんよ、乳でんやんけ」と思われて、寝るときも「なんよ、絵本で寝られるやん」って流れになって、段階的に乳に興味がなくなっていた感じなんでしょうかね?
こんな感じで、なんの苦労もなく急に乳離れをしたので、今になって、「もっと、丁寧におっぱいあげればよかった」とか、「もっと授乳の時間を大事にすればよかった」とか思うようになりました。
…寂しい!!
乳離れをする時には、ちゃんと自分のこころの準備もしておかないといけないですね。
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